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輝きの向こう側へ!

ついに劇場版公開されました!

とにかく考察を書きたくて仕方ないので書きます。
自己満足ではありますがこの映画の描きたかったメッセージを汲み取るための手助けになればと思い書きます。

※注意(必読)

・当然ながらネタバレだらけです。観視聴の方は読む前に是非劇場へ。あとTVシリーズについての抽象的な言及もあります。どちらも観ている前提で書くのでシーンの詳細な流れはあまり書きません。

・あくまでも勝手な自分の主観です。パンフレットも未読の状態ですのでスタッフの意図したところと大きく異なる解釈も含むと思います。また視聴回数二回なのでセリフの引用に多少間違いがあるかも……

・その上で、読んでいただいた方々が次回観る時こういう観かたもあるかと手助けになる様書きたいですが、1プロデューサーの戯言ということを念頭においていただきたいです。先入観を持ってみることを断じて推奨しません。

・自分にしては珍しくテーマやシナリオについてのみです。それだけで語れるほど深い衝撃を受けたのですがあまり具体的にカットやシーンやスタッフの話を挙げることを重視しないので(キリがないです)ご自身の記憶と次回以降の視聴を参考にしてください。




では、以下考察となります。









まず第一にこの物語の主人公は天海春香。ひいては天海春香を中心とした765プロ(後輩達を含む)の面々を中心に語られる物語です。
今作において春香がメインヒロインなことに異論を挟む余地はないと思いますが、まず主題を語る上で重要になるキャラクター達をはっきりさせておきたいと。

今作を理解する上でもっとも注目したいキャラは、やはり天海春香、矢吹可奈、北沢志保の3人。
本記事もこのメインとなる3人の話を中心に進めようと思います。

しかしながら劇中で他キャラクターもないがしろにされている訳ではないです。
各キャラクターへの深い理解によって描かれた各々の描写は視聴された皆様も確認済みでしょう。
特にTVシリーズを踏まえていればわかる様な描写も多くあります(雪歩が自分について語るシーンをはじめとした諸々)。

そういう描写によって文字通りキャラクターに命を吹き込み彼女達の『成長』を我々は見ることができました。
この『成長』こそが今作の一つ目にして最終的な主題。
(『成長』というテーマについては公開前より各メディアで確認できると思います)


ミリオン組の加入は『現在の765プロのアイドル達』と『過去の彼女達を示唆する存在』としての後輩達との対比を作りあげ、そのテーマを見事に浮き彫りにすることに成功しているかと。
練習シーンに多くを感じた人も多いでしょうが、その最たる例こそが春香と可奈なのではないかと思います(重要)。




ざっくりとはしていますが、ここまでが合宿パートをメインにする前半の大きな意義。
プロデューサーのハリウッド行きの報告が前半と後半をわけるシーンです。
(展開的には直後のMUSIC♪のシーンが転換のタイミングだと思いますがテーマの転換を見る場合このシーンから考えたいと思います)


彼の告白で結果的にアイドル達は前に進むこと(成長)を強く意識し始めます。
それと同時にプロデューサーは春香に「未来は今の延長にある。だから現在(いま)を全力で生きるんだ」と伝えます。


彼の言葉にもあるように、後半のテーマは『未来』と、またもうひとつの要素として『夢』を挙げたいと思います。
(お馴染社長の一筆にも『未来』の二文字を確認できます。この2つのテーマが最終的に主題である成長に繋がるのですが…)


ここからは先に挙げたメインとなる3人の動きを中心に理論を展開していきます。

ミニライブの失敗で決定的にかみ合わなくなってしまった結果、同じステージに立つはずの彼女達の間にすれ違いが生まれてしまうのはご存知の通りですが、可奈が練習にこなくなった時点での3人の関係性を判りやすくまとめると以下の様に。


○志保……初めての大きなステージが目前。練習に来ない可奈を置いてでも先に進むべき(成長?)。

○可奈……自分がみんなの足を引っ張っていると思うことに対してのプレッシャーからストレスを感じ…(結果自分の想いを推し止めることに)

○春香……リーダーとして皆の意見をまとめる必要があると考える。志保の意見の正しさも認めつつも…


余談ですが、この時点での後輩組の中でのすれ違いはTVシリーズ11話の踏襲、オマージュだということは皆さんお気づきでしょう。後の12話で千早がわずかに本心として持っていたかもしれない前進むことへの焦りを、志保は口に出すことを選んだのかもしれないですね。



TVシリーズつながりということでは無いのですが、ここで一度TVシリーズ第23~24話に注目してみたいと思います。

あの時春香は765プロの仲間を信じ、また仲間達がそれに応えてくれたことで彼女自身の困難を乗り切った。
(これは長い累積の上でのみ実現するもので、まだ足並みも揃わず仲間として日の浅いと思われる後輩組では難しいかもしれません)

しかしその時、結局春香は自分がどうしたいのかを口にしたわけではなく、春香のみんなと一緒にいたいという想いは、千早が気付き皆に語りかけることで伝わったのです。

春香が自分の希望を主張することへの恐れに近い感覚を乗り越えてはいないのです。
その春香の遠慮に仲間達はTVシリーズで気付くことになりましたが、春香自信はそのことに気付けていなかったのでは…?

そういう意味でもテーマとして『夢』という言葉を選んでみました。



厳しい言い方をすれば自分に自信がないのかもしれない、しかしそれは他の仲間の想いに敏感なことの裏返しとも取れます。
特に今作の春香の場合、リーダーとしての立場を考えることからくるプレッシャーも感じていたのだからなおさらに。

志保の想いステージへの『夢』はわかる。時間が無いという志保の主張も事実だ。
けれども合宿で聴いた可奈のまっすぐなアイドルへの憧れ、『夢』をどうしても疑うことができない。

だって自分もそうだから。憧れも、焦りも本当に「わかりすぎてしまう」から……


そんな葛藤の中春香はリーダーとしての答えを求めることになります。



765プロの皆はそんな春香を理解しているから、信じているからあえて口にはせずに見守る。
プロデューサーの渡米を知った今、春香もまた前に進む必要があるのだから。

リーダーとしての答えを求める春香に対してヒントを与えることになるのは親友である千早。
春香らしい答えで良いのだと、皆春香のことを信じているのだからと告げる千早。
ここまで劇中常に皆を良く見てそれでいてあえて多くは語らなかった千早が、必要なのかもしれないと感じ春香に言葉を贈るシーン。
2人の関係もまたTVシリーズの時より一歩前に進んでいるように思えます。
(※本記事最下部に補足があります。後で読んでいただいても読まなくても構わない内容となっています。気になる方のみどうぞ)





仲間に見守られながらも長い長い雨の中、最高の未来のために現在を全力で駆け出す。



時間を少し遡った事務所でのシーン、志保の全員が前に進むことよりもひとりのかもしれないの方が大切なのか?という問いかけに対して、春香は初めての肯定。

誰よりもステージに立つ仲間の『夢』に敏感な春香だから。
その想いは可奈にたいして「どうしたいかで、いいの」という言葉。
自分のしたいことを、憧れた夢を大切に想って欲しいんだという願いを。



皆で訪れたアリーナで、春香は『未来』について語る。


そもそも未来とは何か?それは現在の延長。

では過去とは何か?春香は現在ステージに立っている自分を形作る全ての出会いだと。

それは紛れも無く過去への尊敬であり、同時に現在への感謝であり、未来への希望。

その全てが「私は天海春香だから」。


春香にとって、アイドルを目指す少女達にとって

思い出の過去も、ステージに立つ未来も、輝きの向こう側にある未来も

アイドルという『夢』で繋がっているのだと。



皆形は違っても想いは1つ。
だからこそ誰一人の想いとしてないがしろになんてしたくない。諦めたくない。

自分のそんな想いを伝えることで、誰かの(志保の)想いをないがしろにしてしまうかもしれないという恐怖を乗り越えて伝えた春香。

可奈はその未来への想いに触れて諦めたくないと応えた。
志保はその過去への想いでステージの重み気付いた。

想いを伝えるための勇気が春香にとってどれだけ大きなものであったかは春香の涙が全て。
何度も何度も恐れて躊躇ったことを乗り越えて、春香もまた前に進めたんだ。


そんな春香の優しさと勇気をたまらなく愛しいと想います。




輝きの向こう側へ!の主題歌である『M@STERPIECE』

春香の想いを、それに応えたた仲間達の想いを踏まえて今一度この曲を思い返してみたい。
以下、M@STERPIECEより歌詞の一部の引用です。





さあ 今を輝け
YES いくつもの思い出たち
まぶしい 今日の光へ

さあ 今を羽ばたけ
YES たったひとつだけの未来
誇らしい 今日の翼へ

STAGE 歌いたいから
LIVE 踊りたいから
新しい幕を開けよう
NEVEREND IDOL!

夢を初めて願って
今日までどのくらい経っただろう?
ずっと 一日ずつ繋げよう

夢は 自分を叶えるために
生まれた証だから
きっとこの心で
私の M@STERPIECE





苦難を乗り越えたその先に、少女達はまた一歩、前に進むすすむことができた。
そんな彼女達の成長の大切な『PIECE』こそが過去を、未来を、現在を、想いを、夢を、憧れを、アイドルを歌ったこの「名曲(masterpiece)」なのだと。



あえて断言します。M@STERPIECEこそが、本作の集大成。
あのライブシーン、全ての思い出の先にあるステージこそが『輝きの向こう側』なのだと。






長くなりましたが以上で考察を終えたいと思います。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。
自分の稚拙な感想文が輝きの向こう側へ!を観て感じ入るためのPIECEになることを願っています。


最後にひとつだけ。志保について少し言及を。

たまに志保についての批難を目にしますが、俺は志保のことが全く嫌いになれません。
自分が生来前に進むという意識において、どちらかというと志保に近いというのもあるかもしれません。

北沢志保は14歳の少女です。14歳の少女がプロとして、生まれて初めての大きなステージに立つ時を目前とした時焦りを感じて前に進みたいともがくのは当然のことじゃないでしょうか?
その結果周りが見えなくなることもあります。プロであると同時に年頃の女の子であるということは我々プロデューサーはTVシリーズで小鳥さんに気付かせてもらいましたよね。

春香と比べて、可奈と比べて少しだけ意見を言うことに恐れがなかったというだけなのです。
間違うことだってあります。それでも春香の想いに触れ、自分の非を、そして仲間の想いを認め大切にすることができた志保を、前に進んだ彼女達のことを心から愛おしくおもいます。






以下補足文

千早といえば今作カメラという趣味持った姿を見ることができます。
TVシリーズでは過去への想いから歌手としての大成という未来への渇望に縛られていたとも捉えれる彼女が現在に目を向け切り出すカメラを趣味にしていたことも成長かもしれません。
そんな彼女が今作では現在の春香や他の仲間達を見守り続けたのはとても素敵なことですね。

また喫茶店でのシーンの前に、お手洗いのシーンにて美希もまた答えを求めてきた春香に対して自分なりのヒントを春香に与えています。
マイペースな彼女らしいシーンですが春香のことをみつめライバルと認めた美希だから、自分のためで無く春香のためを思いやった言葉を言えるようになったのかもしれません。




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[ 2014/01/27 23:52 ] 日記 ゲーム・アニメ | TB(0) | CM(0)
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